米国眼科学会(AAO)が挙げる緑内障リスク因子(2015年発表)

1)家族歴:ある研究によると、親または兄弟に緑内障患者がいると、発症リスクは9倍高い。

2)加齢:緑内障リスクは加齢により増加する。AAOは、眼疾患の初期兆候や視力の変化が起き始める40歳から、眼科医による定期的包括的な眼科検診を受けるよう推奨している。

3)アフリカ系、ヒスパニック系またはアジア系:アフリカ系とヒスパニック系は、最も一般的な病型の緑内障を発症するリスクが、白人の3倍高い。特にアフリカ系米国人は、緑内障による失明が白人よりも少なくとも6倍高く、アジア系においては閉塞隅角緑内障の発症リスクが高い。

4)近視:近視の人は緑内障になりやすい。ある研究では、近視が重度であるほど緑内障リスクが高まることが認められた。

5)2型糖尿病:2型糖尿病は緑内障リスクを上昇させる。糖尿病罹患歴が長いほど緑内障リスクも高くなる。

 また、AAOは屈折手術(レーシックなど)で角膜が菲薄化すると、眼球内圧が実際よりも低くなることがあり、緑内障が見逃されるリスクが高まると指摘。
 さらに、眼外傷の既往も緑内障のリスク因子と関連すると説明している。